どうしたら外国語学習を楽しんで続けられるか
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外国語学習には継続が必要である。単純な公式を学べばできるようになるようなものではないため、レベルを上げるにはある程度継続しなければならない。
しかし、楽しくないことはなかなか続けられないし、続けてもストレスになるだけである。また、楽しくないものを続けても効率も良くないはずである。
なので、どうすれば語学学習を楽しむことができるかを考えたい。
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日本で教育を受けた場合、英語を中学から学んでいるため、語学は机に座ってテキストや問題集とにらめっこしなければならない学問的なイメージがある。
これは、勉強がよほど好きな人なら良いが、あまり良いイメージではないし、一種のステレオタイプかもしれない。語学は生まれて数年の子供でも学習できるものなので、学問的なイメージは必要のない固定概念のはずである。
同様に、読み書きの学習に集中するのは、同じ理由で私たちに埋め込まれた固定概念かもしれない。例えば、読書、問題集、日記を書く、TOEICなどの英語検定はどちらかといえば読み書きを鍛える手段である。
一方、聴く、音読、話す、は会話をするための練習となる。その練習をして何の練習になるのか、何を鍛えているのか、やる前に考える必要があるかもしれない。
現実的な目標と計画を持ちながらそれに沿って学習するのは、効率的な手段である。目標があれば、後からみて自分がどれくらい進んだのかを知ることができるからだ。
また、一緒に同じ言語を学習する友人を見つけるかつくるのは、とても効率的なことである。これは、福沢諭吉もオランダ語学習のときに行っていたことで、一緒に勉強することで話相手や質問し合ったりして、お互いを高め合うことができる。
これに関連するが、定期的に実際にその言語で誰かと話すことはとても重要なことである。そうすることによって、自信がつき、また勉強しようという気になることが多いからだ。結局は、何らかのコミュニケーションのために言葉が存在するので、勉強だけでは本来の目的を見失うことになりかねない。
以上をまとめると、以下のようになる。
語学学習を楽しむためには、
1. 学問的な固定概念は捨てる
2. (目的によるが)会話のための練習に集中する
3. 現実的な目標と計画を立てる
4. 一緒に勉強する友達をつくる
5. 時々は実際にその言葉で人しゃべる
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2010年3月15日
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